新年の二日は、秩父宮での大学選手権準決勝を観戦しました。
第1試合の筑波大 × 東海大の試合は、筑波が速さを活かして攻めるも、東海大が堅い防御で守り、カウンターで攻め込む展開だったと思います。東海大はDGで先制した後、トライを奪いましたが、強引に攻めることなくDGで引き離す展開でした。後半に東海大が3本目のDGを決めて16-3と引き離しましたが、後半30分になって東海大の動きが落ちて受けにまわったように思いました。
筑波が自陣から仕掛けた攻撃で34分と37分に連続でトライを奪い17-16と逆転。そのまま逃げ切りノーサイド。私は筑波サイドで観ていましたが、スタンドの熱狂、盛り上がりはすごかったですね^・^!
第2試合は帝京 × 慶應でしたが、接点の攻防で上回る帝京に対し、序盤は慶應もスクラムや密集で圧力をかけて押し込み対抗戦とは違う展開になるかな?と思いましたが、帝京が徐々に地力を発揮!中盤からは後手に回っていたセットでも上回りはじめました。
帝京の展開が早く、慶應の防御が簡単に破られるシーンが時間が進むごとに目につくようになりました。
『帝京のBKはボールを持つと速い!』という声が聞かれましたが、『ボールを貰った時点ですでにトップスピード!』と言う間合いで繋いでいるんだとわかりました。
よくコメントをいあただく『好きやねんさん』に、帝京をはじめとする『関東の強豪と関西の大学リーグの試合を比べるのは失礼!』とコメントしていただいたのがよく理解できました!
帝京は試合中、入れ替えでメンバーを使い切りましたが、選手を入れ替えても力が変わらず、他のチームより一歩抜けていると思いました!
結局、帝京が53-10で圧勝し決勝は、6連覇を目指す帝京と国立大学で初の優勝を狙う筑波の対戦となりましたが、帝京が有利かと思いますが、筑波もスピードを活かして帝京の圧力をかわし、切り札のWTB福岡を使える展開に持ち込めればチャンスはあると思います。
筑波のしぶとさ!帝京の総合力!に感服した観戦でしたが、この差を関西のチームが埋めることができるのか?落胆も感じた観戦でした!